1988年生まれ。毛利伯郎氏のもとでチェロを始める。日本クラシック音楽コンクールチェロ部門にて史上初のグランプリ受賞。未来の巨匠コンクールにて最年少でゴールドステージ賞(最高賞)受賞。高嶋ちさ子と軽部真一による「ギンザめざましクラシックス」に出演。
15歳でドイツ国立ケルン音楽大学に入学を許可され、フランス・ヘルマーソンに師事。2009年に同大学を卒業後、ロンドンにてカリーヌ・ジョルジュアン、パリにてローラン・ピドゥーのもとで更なる研鑽を積む。室内楽をパーヴェル・ギリロフ、ライナー・モーク、アントニー・シピリ、ハラルド・ショーネヴェク、リチャルド・グウィルトに師事。また、マスターコースにてフィリップ・ミューレ、ヤンチャン・チョウ、ヴォルフガング・ベッチャー、アレクサンダー・ルディンに師事。
ソリストとして、「フォルクヴァング室内管弦楽団」(ドイツ)、「カルーガ室内管弦楽団」(ロシア)、「チェルニゴウ・フィルハーモニー管弦楽団」(ウクライナ)、「日英協会チャンバーアンサンブル」(イギリス)などと共演。ドイツ、フランス、スイス、イタリア、イギリス、ウクライナ、ポーランド、ロシアなど、ヨーロッパを中心にコンサート活動を行っている。
室内楽の分野では、NHK交響楽団、ケルンWDR交響楽団、名古屋フィルの首席奏者などと共演。。2013年にヴェルナー・フォン・シュニッツラー(ヴァイオリン)、森 朝(ピアノ)と共に森トリオを結成。2018年にドイツのヘンスラー・レーベルよりリリースされたCDは、「森トリオの繊細で明朗かつ魅惑的で忘れがたい音楽は、『E.アックス/ヤンウク・キム/ヨーヨー・マによるトリオ』『ボザール・トリオ』『スーク・トリオ』と並ぶ、一流の座を手に入れた。(ResMusica)」と評されるなど、パリやロンドンをはじめとするヨーロッパの音楽専門メディアで高い評価を得ている。
BBC(イギリス)、ラジオ・フランスをはじめ、ドイツ、チェコ、ルクセンブルク等で公共ラジオに出演。
近年は、『チェロを通して音楽を表現する楽しさを伝いたい』という思いから、ドイツ及び日本のマスターコースなどで、後進の指導にも積極的に取り組んでいる。